久々の MT ネタ。今回は、投稿されたコメントのスタイル(見た目)を管理人とそれ以外の人で区別させてみる。コメントの少ない当サイトにとっては、はっきり言ってあまり意味のない事かもしれないけど、コメントのやり取りが多いサイトさんにとっては、管理人が投稿したコメントが区別できればちょっとは良いかも知れない。
用意するもの
今回は MT のプラグイン「MTSwitch」を使ってみた。
上記サイトより、「MTSwitch」をダウンロードし、MT の plugins ディレクトリにアップ。
「MTSwitch」とは
「MTSwitch」によって、下記のタグが使えるようになり、条件によって分岐させることが可能になる。
- <MTSwitch>
- <MTSwCase>
- <MTSwDefault>
<MTSwitch>
の指定によってどの値を使って分岐させるのか決める。んで、<MTSwCase>
の値によってどういう結果を返すか決定。<MTSwDefault>
を使えば、それ以外の場合の結果を指定出来る。
やり方
コメントのスタイルを管理者とそれ以外で分けるわけだから、コメント部分に振っている CSS の class
を管理人用とそれ以外用に振り分ければ良い。手っ取り早く当サイトのコメント部分のソースを使って説明する。当サイトではコメントに定義リストを使っていたりするんで、適宜読みかえてもらえれば良いかと。
<MTComments>
<dl class="<MTSwitch value="[MTCommentAuthor]">
<MTSwCase value="e-luck">author</MTSwCase>
<MTSwDefault>content-comments</MTSwDefault>
</MTSwitch>">
<dt id="c<$MTCommentID$>"><$MTCommentAuthorLink spam_protect="1" show_email="0"$> さんからのコメント <MTCommentAuthorIdentity></dt>
<dd><$MTCommentBody$></dd>
<dd class="comment-date"><$MTCommentDate$></dd>
</dl>
</MTComments>
強調部分を見ると、定義リストに付加する class
を条件によって分岐させているのが分かる。分岐する条件は、投稿者の名前なんで MTSwitch タグの値に MTCommentAuthor
を使う。MTSwCase タグの値(投稿者の名前)が「e-luck」(管理人の名前)であれば、class
名は「author」になり、それ以外の場合は MTSwDefaul タグの値によって「content-comments」と言う class
名を割り当てるということになっている。
んでもって、あらかじめ管理人用のクラス author とそれ以外用のクラス content-comments に対するスタイルをそれぞれ作成しておけばオーケー。試しに当サイトでは管理人の場合はアイコンを付加するスタイルにしてみた。「ちょっとした CSS の書き方」のコメント部分。
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