PAGE2005の基調講演「Web:飛躍の原動力」を見てきました。参加されていたのは、googleからリチャード チェン氏、アマゾンジャパンから吉松史彰氏、楽天から杉原章郎氏と中々のメンバー。内容的にはビジネスモデルや、これから目指す方向性、ウェブの持つポテンシャルなどについて、それぞれの観点から語って頂いた感じ。さすがにしっかりとした考えを持っておられる方達だったので、ディスカッションに於いても、考察・持論をシームレスに展開する辺りは素晴らしいものがありました。
そうそう、ミュージシャン同士の相関関係を、フラッシュを使って視覚化して見せてくれるmusicplasmaと言うサイトが、実はアマゾンのWebサービスを利用して、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」ってヤツをもとに作られていたのを初めて知りました。
展示会場なんかを見る限り、やはりXMLを利用したサービスが目に付き、最も注目されている技術であるのを改めて思い知らされたり。ワンリソースマルチユースをベースとして、メタデータをどう活用していくかってのがポイントなのでしょうか。アプリケーションレベルでの標準はAdobeのXMP(Extensible Metadata Platform)が中心になって行きそう。MSがOffice製品に実装すれば、加速度的にベンダが追随する事が予想されます。
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