真琴さんの「Quasi-Spam Filter Plugin 使用者は自分の想定する状況に合わせた設定をすべし」を見て、Ogawa::Memoranda さんの Quasi-Spam Filter Plugin のフィルタリングについて、ちょっと試してみて分かった事。
「URLを自動的にリンクにする」としている
MT の設定で、コメントでのHTMLの利用を許可していなくても、「URLを自動的にリンクにする」としている場合、コメント内に直接 URI を記入すると、自動的にリンクになります。しかし、Quasi-Spam Filter Plugin のデフォルトにある <a
をフィルタリングする設定をそのまま使用していると、コメント投稿の仕方によっては、スパムと判定されてしまうようです。
プレビューせずに投稿してみる
コメントに直接 URI を記入し、そのまま「投稿」ボタンを押して投稿してみると、問題なく投稿出来ます。これは Quasi-Spam Filter Plugin がコメント内容を判定した後に、コメント内の URI を自動的にリンクにするからです。
プレビューしてから投稿してみる
コメントに直接 URI を記入し、「確認」ボタンを押してコメントをプレビューしてから投稿してみると、スパムと判定されてしまいます。プレビューした時点で、URI の部分はリンクになり <a>
タグが付与されてしまいます。この状態で投稿してしまうと、Quasi-Spam Filter Plugin の判定対象となり、スパムと判定されてしまいます。
結論
というか、URI の自動リンクを有効にしたいのであれば、 <a
というフィルタリングルールを設定しなければ良いし、海外のスパム業者は大概 <a>
タグを付けたコメントを投稿して来ますので、どうしても <a
をフィルタリングしたいのであれば、「URLを自動的にリンクにする」の設定をしないか、どちらを選択するかっつう事ですね。
Comments